貴店のメニューは大丈夫ですか?~4月1日からの総額表示について~
飲食店メニューも「税込み金額」の表示が必要です
2021年4月1日より、事業者が消費者に対して行う価格表示はすべて税込価格の表示(総額表示)が必要です。
※消費税を含む「支払い金額の総額」を一目でわかるようにするためのものです。平成16年より義務化しており、2021年3月31日で移行猶予期間が終了します。
飲食店がチェックすべきポイント
総額表示の対象は「消費者に対して行われる価格表示であれば、それがどのような表示媒体により行われるものであるかを問わず、総額表示が義務付けられます。」(出典:国税庁ウェブサイト)とあり、「ドリンクメニュー」「フードメニュー」「テイクアウトメニュー」だけではなく下記のようなものも対象になりますので注意が必要です。
- ポスター、POP、看板、黒板など店内外の販促物
- チラシ、パンフレット、カタログ、ショップカード、クーポン券、会員カードなどの販促物
- お店のウェブサイト、メール、SNSなどで発信している内容
- グルメサイト(食べログ、ぐるなび、Retty、ホットペッパー など)で発信している内容
- テイクアウトなど販売商品に貼る値札、パッケージへの印字
現在税抜き金額しか表記していない場合は修正が必要となります。どうぞお早めにご準備ください。
よくあるご質問 Q&A
併記して税込価格を小さく表示してもよい?
税込価格の文字が著しく小さいために消費者が見落としてしまうと認められる場合は、税込価格が明瞭に表示されているとはいえず、問題があります。
手ごろな価格に感じてもらうためには?
小売り・外食大手などは、総額表示のみに切り替えることで値上がりした印象を持たれることへの警戒感から「税別価格をメインに総額を併記する」ところが多いようです。
またお客様がお得感を感じるものも「税別価格メインの併記」との調査結果が出ています。
※サントリー酒類株式会社 調べ,2020年12月実施, N=87,客単価2千円・4千円台の和風・洋風居酒屋4店の店内でインタビュー
サービス料の表記はどうすればよい?
サービス料含めた総額を表示する必要はありません。税込価格を表示した上で、「別途サービス料●%をいただきます」と記載することは問題ありません。
店内メニューをテイクアウト(お持ち帰り)販売している場合はどうすればよい?
店内飲食とテイクアウト、両方のサービスを提供している場合は税率が異なるので注意が必要です。
2019年10月に導入された消費税の軽減税率制度により、店内飲食では10%、テイクアウトでは8%の消費税がかかります。
これまでは店内価格とテイクアウト価格を同一価格で販売していた場合、税抜価格のみを表記していれば問題ありませんでしたが、4月1日以降は総額表記となりますので表記方法は下記3パターンになります。
- 店内飲食とテイクアウト、両方の税込価格を併記(例①)
- 両方の税込価格を同額に設定(例②)
- どちらかの税込価格を表記(例③)(表記例のような注釈が必要)
罰則はあるの?
ありません。
カクヤスへメニュー制作をご依頼の飲食店様へ
3月~4月は、表示金額の修正で混み合う事が予想されます。弊社も対応人員を増やし最大限の努力をしておりますが、ご依頼をいただきましてもご希望納期に添えない、新規作成の受付を一時的に中断させていただく場合がございます。ご迷惑をおかけいたしますが、あらかじめご承知おきくださいますようお願い申し上げます。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
- 飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
- 妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
- お酒は楽しく、ほどほどに。飲んだ後はリサイクル。
- 20歳以上の年齢であることを確認できない場合には酒類を販売いたしません。
- 20歳未満の飲酒防止のため年齢確認をさせて頂いております。予めご了承ください。
- 販売場の名称及び所在地:株式会社カクヤス 本社第三ビル
東京都北区豊島2-2-8 2階の一部・3階・4階 - 酒類販売管理者の氏名:豊田 秋喜
- 酒類販売管理研修受講年月日:2024年05月19日
- 次回研修の受講期限:2027年04月18日
- 研修実施団体名:(一社)日本ボランタリーチェーン協会